皆さん、楽器はどれぐらいあると思いますか?
実は世界中にある楽器の種類を把握している人は存在していないと思われているそうです!!!!!!!
最も大きい分類に分けると、弦楽器・管楽器・打楽器の3種類に分けられます!
今回は吹奏楽で使われる木管楽器と金管楽器を紹介していきます!
管楽器
管楽器には「木管楽器」と「金管楽器」の2種類あります。
木管楽器と金管楽器の違いは音の出し方です!
金管楽器は唇を振動させて音を出します。それ以外の楽器は木管楽器になります。
木管楽器
- クラリネット
クラリネットはシングルリード楽器と呼ばれています。吹奏楽では花形楽器で主旋律(メロディ)や低音で支えることもある楽器です。
クラリネットの種類には「B管クラリネット」「Es管クラリネット」「アルトクラリネット」「バスクラリネット」があり、そのほかにも特殊なクラリネットがあります。
- フルート
フルートはリードを使わないエアリード式の楽器です。エアリードとはリードを持たない木管楽器でエッジという部分に当て振動させ音を出す楽器です。
フルートよりも1オクターブ高い音域を演奏できる「ピッコロ」というフルートの仲間の楽器もあります。
イタリア語で小さいという意味があり、長さは約30㎝ぐらいです。
- サクソフォン
サクソフォンはクラリネットと同じシングルリード楽器です。見た目は金属で金管楽器と思いますが、リードを用いて音を出すので木管楽器に分類されます。
吹奏楽で使われるサクソフォンは4種類あり、「ソプラノサックス」「アルトサックス」「テナーサックス」「バリトンサックス」です。高音域から低音域までサイズにより変わります。
- オーボエ
オーボエはダブルリード楽器と呼ばれています。吹奏楽では「ファゴット」という楽器、ラーメン屋さんが吹いていたチャルメラなどもオーボエと同じダブルリードの楽器になります。
リードは植物の葦(あし)からできていて、クラリネットやサクソフォンはこのリードをシングル(1枚で使う)かダブル(2枚合わせたもので使う)かの違いです。
金管楽器
- トランペット
トランペットも吹奏楽の花形楽器です。ほかの楽器では出すことのできない輝かしい音色はトランペットの最も大きな個性の1つです。
ほとんどの曲でメインメロディを吹いていて、ソロを吹く機会も他の楽器に比べて非常に多いです。
また柔らかく、温かみのある音も出すことができファンファーレや激しい曲以外にもバラード曲やスローテンポの曲でもよくメロディを割り当てられます。
- トロンボーン
トロンボーンの一番の特徴はスライドです。トロンボーンのスライドには0~7のポジションがありますが、トランペットのどのように「この音はこの位置」というのはありません。
そのため、練習や経験からポジションを身に着けていき、スライドで微妙な音程の調節もできます。
トロンボーンにも種類があり、「ソプラノトロンボーン」「アルトトロンボーン」「テナートロンボーン」「テナーバストロンボーン」「バストロンボーン」の5種類で、すべてのトロンボーンはテナートロンボーンがベースになってできています。
- ホルン
ホルン(ホーン)はイタリア語、フランス語、英語等で「つの」の意味があります。金管楽器の中で一番小さいマウスピースを使い、音を変えるのに左手を使います。
金管楽器ですが木管アンサンブルにも参加するように、音色は金管楽器と木管楽器の中間的で、表現も豊かです。
ホルンはギネスブックで最も難しい楽器と認定されています。楽器を構えた時に吹き込み口をまっすぐに保ちながら右手を正しくベルの中へ挿入しなければならないので苦労します。また右手の大きさや形で音程や音色が変わってくるのでその点も考慮が必要になります。
- ユーフォニアム、チューバ
ユーフォニアムという名前は「よく響く」という言語が由来しています。どんな楽器とも相性が良く、包容力のある楽器といえます。
音色は丸みのある暖かい音色なのでバンドの中にユーフォニアムがあるだけで音のまとまりが違います。大きさはチューバを小さくしたような丸っこい形をしています。
チューバはラテン語で「管」という意味があります。管楽器の中で最低音を担当するチューバは、サウンドを支える重要な楽器で、バンドにとってなくてはならない存在です。
音色は独特の暖かみがある、重厚で豊かな響きが特徴です。朗々と歌う気の良いおじさんといった感じです。とても表情豊かな演奏ができます。
まとめ
皆さんどうでしたか?
他にも弦楽器や打楽器など管楽器でも紹介しきれないものもありますが、今回紹介した楽器だけでもたくさんの種類があります!!
これから吹奏楽部に入る方や、音楽に興味のある方はほかにもたくさんの種類の楽器があるので、ぜひ調べてみてはどうでしょうか!