
・とさでん交通路面電車の魅力について
・とさでん交通路面電車の歴史について
・車両の種類について
・自動車と比べてどのようなメリットがあるのかについて
・全国で運行している都道府県や興味を持ったきっかけについて
・まとめ
とさでん交通路面電車の魅力について
とさでん交通は2014年10月1日に旧土佐電気鉄道、高知県交通、土佐ドリームサービスの3社が統合しとさでん交通が開業されました。全身である旧土佐電気鉄道の路面電車は1904年に開業し、2024年には120周年を迎えました。現存する日本の路面電車事業の中では、最も長い歴史を持ちます。また、日本最古級の路面電車車両が今なお現役で運行されており、歴史を感じながら乗車できることも大きな魅力です。
とさでん交通路面電車の歴史について
1904年(明治37年)5月2日に(後免線)掘詰~下知間、(伊野線)乗出~枝川間の一部区間が開業された。全国では10番目に路面電車として運行し始める。
1905年(明治38年)はりまや橋~桟橋間が開通される。
1928年(昭和3年)後免線と伊野線が繋がる。
2014年(平成26年)土佐電気鉄道、高知県交通、土佐ドリームサービスの3社が統合し現在のとさでん交通株式会社として誕生する。
路面電車の種類について
ハートラムの特徴
ハートラムは、アルナ車両で製造された3車体連接の超低床車両です。「ハートラム」という愛称は、「ハート(心)」と「トラム(路面電車)」を組み合わせたもので、人にやさしい電車やまちづくりになっています。主に運行区間は鏡川橋停留所~後免町停留場で運行されています。

ハートラムⅡの特徴
ハートラムⅡは、アルナ車両で製造された3車体2台車方式の連接車両です。最新技術を採用しているため無料Wi-Fiも利用することができます。全線で運行されていますが、主に伊野停留場~後免町停留所間で運行されています。
ハートラムとハートラムⅡの共通した大きな特徴は、ホームとの段差が小さい超低床構造を採用していることです。バリアフリー対応しているため、高齢者や車椅子利用者でも乗り降りしやすいため、誰もが利用しやすい車両となっています。

600形について
600形は1957年~1964年に製造された車両です。60年以上も活躍している車両が現在28両います。また600形の車体デザインは、旧都電鉄道の7000形をベースにして作られています。運行区間は伊野停留所~後免町停留所、桟橋通五丁目停留所~高知駅前停留所の全線で運行されています。

200形について
1950年に製造され現役で最古として知られています。旧都電鉄道の6000形をベースにして作られています。運行区間は伊野停留所~後免町停留所、桟橋通五丁目停留所~高知駅前停留所の全線で運行されています。

800形・700形について
1971年に山口県下関市を運行していた山陽電気鉄道軌道の廃止によって譲り受けた701号~703号の3両、801号~804の4両が土佐電気鉄道へ移籍をしました。運行区間は伊野停留所~後免町停留所、桟橋通五丁目停留所~高知駅前停留所の全線で運行されています。
800形や700形はハートラムとハートラムⅡの連結車両を除く車両の中で1番多くのお客様を乗せることができるため、高い運送力を誇っています。

500形について
1954年に製造された車両です。主に桟橋通五丁目停留所~高知駅前停留所で運行されています。

1000形について
路面電車開通77周年を記念して導入されました。1981年にアルナ工機製で製造された車両です。1001号~1002号の2両が現在運行しています。運行区間は伊野停留所~後免町停留所、桟橋通五丁目停留所~高知駅前停留所の全線で運行されています。

2000形について
2000年と2004年に導入され、200形の部品を再利用しアルナ車両で車体を真造した車体更新車です。現在は2001号~2003号の3両が運行しています。運行区間は伊野停留所~後免町停留所、桟橋通五丁目停留所~高知駅前停留所の全線で運行されています。

外国電車について
1974年に製造されポルトガルで運行されていました。
1949年に製造されオーストリア・グラーツで運行されていました。
1939年に製造されノルウェー・オスロで運行されていました。

維新号について
1905年に製造され明治38年に製造された7型を当時の姿にしたレプリカです。
外国電車と維新号は現在イベントや貸切のみ運行しています。

自動車と比べてどのようなメリットがあるのかについて
自動車は多くの場合ガソリンで走行するため排気ガスを排出するが、路面電車は電気で走行するため環境にやさしい。また、一度に多くの人を運ぶことができる。JRは駅と駅の距離が長いことが多いが、路面電車は停留所の間隔が短い。そのため、スーパーや病院などへ行く際に目的地の近くで降りることができ、移動に便利。また、街中を運行しているため、地域住民の日常的な交通手段として利用しやすい。
全国で運行している都道府県や興味を持ったきっかけについて
全国で路面電車が運行されている都道府県は、北海道、栃木県、東京都、富山県、福井県、滋賀県、大阪府、岡山県、広島県、愛媛県、高知県、長崎県、熊本県、鹿児島県の14都道府県です。その中でも、路面電車のみの路線距離が最も長いのは高知県の25.3㎞です。また、高知県のとさでん交通では、一条橋から清和学園前停留場までの距離が約63メートルしかなく、軌道や鉄道を含めて日本一短い距離となっています。
私が路面電車に興味を持ったきっかけは、高校への通学で初めて路面電車を利用したことです。高校生活への不安を抱えながら乗車した際、女性運転手の方が高齢のお客様が席に着くまで発車を待っている姿やお客様一人ひとりに優しく丁寧に対応している姿を見ました。その姿に感動し路面電車やその仕事に興味を持つようになりました。
まとめ
とさでん交通では、日本最古級の路面電車車両が現在でも現役で運行されており、歴史を感じながら乗車できる貴重な路面電車です。また、他県から移籍した車両や外国で活躍していた外国電車など、多種多様な車両が運行されていることも大きな魅力です。まだ利用したことがない方は、ぜひ一度とさでん交通の路面電車に乗車し、それぞれの車両の個性や歴史を楽しんでみてはいかがでしょうか。
