接客業で心理学を活用すれば少しでも円滑にコミュニケーションが取れるようになると思います。
人それぞれ話しかけてほしい人、ほしくない人。話したとしても思った反応と違う時があります。
そんなときお客様との会話以外にも情報があればもっと接客がしやすくなると考えました。
いろいろある心理学の中でも今回は特に色について紹介していきたいと思います。
全員が全員こうといったわけではないがそういう傾向があると思って見てくれると嬉しいです。
お客様が着ている服に着目して接客の対応を変えてみる
参考サイト→http://sugar0213.web.fc2.com/index/sukinairo.html
参考書籍→ポーポー・ポロダクションの色と性格の心理学
写真の引用元→https://pixabay.com/ja/
- 赤
- 黄色
- 青
- グレー
- 茶色(ベージュ含む)
- 黒
- 白
以上7色を性格の傾向とともに接客方法を見てみましょう。
赤
積極的に行動するタイプ、チャレンジ精神旺盛でアクティブ
接客の際は「よりスタイルがよく見える」「流行を取り入れて」ってキーワードを!「仕事の遅い販売員」にイライラする傾向があるのでお会計などで少し遠くへ行くときは小走りで急ぎましたって感じを出すと尚よしです。
黄色
変化を好み理想を追い求めるタイプ、知的好奇心旺盛で分析やコミュニケーションが得意。
接客の際、親近感を持てるフレンドリーな対応で、最後まで丁寧な対応を目指しましょう。いつもと違うタイプのお洋服をお勧めする場合、納得がいくまでじっくり丁寧に接客するように心がけましょう。
青
信頼関係を配慮するタイプ。誠実さや正直さを大事にする。消極的でアピールするのが苦手な面も。
接客の際は似合う、似合わない等の意見をはっきりお伝えし、買ってもらうためのセールストークでないことを理解してもらえるようにしましょう。世間の人がこの商品をどう評価しているのを気にするのでファッション誌などを見せて世間からのいいね!を見せるのもよいでしょう。
グレー
優柔不断、派手をあまり好まない。内面の安定を望む。自分の領域を侵害されるのが嫌い、まじめで正義感が強い、コミュニケージョンが苦手な傾向。
接客する際は、不必要なかかわりを断ちたい傾向から必要最低限の接客を心掛けましょう。商品を悩みだしたら長いのでじっくり付き合いましょう。
茶色(ベージュ含む)
協調性がある。自説を曲げない頑固な部分がある、温厚で堅実な性格、責任感も強く人から頼られる。コツコツ努力、人付き合いも上手。
接客する際は、お客様のコメントに反論せず、肯定しながら接客する。グレード感を重視する傾向があり、流行を押し付けすぎないようにしましょう。
黒
自分に強い自信を持っている、もしくは自分の弱さや欠点を隠そうとする心理も。努力を惜しまず独立志向も強い。努力はするが飽きっぽいタイプ。
接客する際は、商品をいろいろとお勧めして飽きさせないように工夫を!赤と同様少し離れたところでお会計をしてくる場合などは少し小走りだと尚印象よし!自己判断を優先するので販売員が話しかけてくるのを苦手とする傾向があります。
白
リスタートしたいとき、いやなことを忘れたいとき、個性的なイメージを伝えたい。
接客する際は、方向性を決めつけられるのを苦手とするので「流行っている」よりも『あなたにふさわしい』という進め方が効果的です。
豆知識
赤と黒はレジまで走れ!!その他強烈な色を着た人は相手に対してイライラしやすい傾向が!
まとめ
お客様の着ている服の色ごとの性格の傾向とそれぞれの接客の注意点をまとめてみました。毎日着る服の色が同じ人はほとんどいないと思いますが、その色を選ぶときに潜在意識が働いていると考えられています。お客様の着ている服をヒントにお客様との接客対応を考えてみてはいかがでしょうか。人に褒められて悪い気をする方はほとんどいないと思うので、性格の特徴も考慮して接客中にこの行動すてきだなと感じるところがあれば積極的に褒めてみましょうね。ただ褒めるだけでなくあなたのここがこんな風に素敵!と的確にほめていきましょう。