なぜ必要だと思ったのか
私のアルバイトで働いている式場ではよく足の悪い方や車いすの方が来られます。車いす用のトイレやエレベーターはあるのですが、式場内には段差がありスロープがないため車いすを二人掛かりで持ち上げることがありました。その時は僕と男性従業員で持ち上げましたが、従業員がほとんど女性なのでもしもその時動けるのが女性だけなら、負担も大きく、安定性にも不安があります。働く人の負担も減らし、お越しになられた方にも安心して参加するためにはバリアフリーの対応策が必要だと思いました。
そもそもバリアフリーとは何ぞや?
「バリアフリー」とは、もともとは建築用語で「バリア(障壁)」を「フリー(のぞく)」つまり障壁となるものを取り除き、生活しやすくすることを意味する。例えば、道路や建築物の入り口の段差などの物理的なバリアや、高齢者、障害者などの社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的なバリアがある。高齢者や障害者だけではなく、全ての人にとって日常生活の中で存在するあらゆる障壁を除去することを意味している。
どうすればいいのか?
- バリアフリーに対応した改修工事をする
- 取り外し可能なスロープを用意する
- 出入口を広くする
1.まずバリアフリーに対応した改修工事をするでは、高齢社会なので先を見据えて工事をすることも一つのてなのですが、これは予算も時間もかかります。
2.取り外し可能なスロープを用意するですが、これは一番現実的です。値段は4000円~10000円ほどで必要な時だけ設置し、式場に近いものを使うことで場の雰囲気を壊さず足の悪い人も車いすの人も段差を楽に上ることができます。
3.出入口を広くするも工事が必要ですが、取り外し可能なスロープがあれば大規模な工事ではなくある程度小規模に抑えられます。
最後に
実際に高知でバリアフリーの結婚式場を調べても1件ほどしか出てきません。日本の初婚年齢は年々増加しており、足腰が悪い家族やゲストも多くなります。結婚式の数が減少してきている現在、誰でも参加できるような式場で顧客を確保していくことが大切だと思います。